サスカトゥーンベリー バラ科 学名 【Amelanchier alniforia /アメランチャー・アルニフォーリア】 |
・バラ科の落葉低木で、北アメリカ東部〜中部が原産です。カナダはSaskatoon地方の名前が語源の様です。 今、日本では同じ仲間の「ジューンベリー(Amelanchier canadensis)」が、主流となっていますが、高木性のため大きくなりすぎてしまうのが困るという方もいらっしゃるようです。 同じジューンベリーの仲間ですが、「サスカトゥーンベリー(Amelanchier alniforia )」は低木性で、あまり大きくならず株分かれが良いので比較的収量が多く、収穫を目的とする場合には最適でしょう。 ・春に細長い五弁の白い花が咲き、辺り一面に霞がかかったように美しい花を咲かせ、清楚な雰囲気を持っています。初夏の頃、ジューンベリー(ジュンベリー)と同じ鈴なりの赤い実を付け、黒味がかってきたら食べごろです。生食はもちろんジャムやジュース、果実酒などいろいろな利用方法が有ります。 ・葉は卵ほどの大きさで先は尖らず、比較的丸い形になります。また、半分より先端にかけてギザギザ(鋸歯)があり、互い違いに枝に付く(互生)のが特徴です。 ・前年枝の先端から伸びた新梢の基部に開花結実しますので、剪定は実の付いた枝を間引く様にした方が次の年の収穫が多いでしょう。 軽い剪定で樹形が美しくまとまりますので生垣にも利用して見たい品種です。 |
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